― 日本と似ているようで、実は違う台湾の「日常ルール」―
台湾は日本から近く、治安も比較的良いため、
「日本とほぼ同じ感覚で大丈夫」と思われがちです。
実際、多くの場面ではその感覚で問題ありません。
ただし、現地に行ってみると
日本の常識がそのまま通用しない場面も意外とあります。
ここでは、台湾を何度か訪れ、
現地の人と関わる中で感じた
旅行前に知っておくと楽になるポイントを5つにまとめます。
① 服装は「自由」だが、日本的な視線で判断しない
台湾では、服装や見た目に対する許容度が非常に高いです。
夜市などを歩いていると、
- 派手な服装
- 露出の多い格好
- 個性的なファッション
- LGBTの方の自己表現
が、ごく普通に混ざっています。
日本だと「目立つ」「浮く」と感じるような格好でも、
台湾では特別視されないことが多いです。
そのため、日本人旅行者が
- 見てはいけない気がして目を逸らす
- 無意識に驚いた表情をしてしまう
と、逆に不自然になることもあります。
「そういう人もいるのが普通」
この感覚でいると、気持ちがかなり楽になります。
② サービスは丁寧だが、日本と同じではない
台湾の人はとても親切です。
ただし、その親切さは 日本の接客とは方向性が違う と感じます。
- マニュアル通りではない
- フレンドリー
- 気分や人との距離感が反映されやすい
たとえば、日本人だと分かるだけで、
- 屋台でおまけをしてくれる
- 量を少し多くしてくれる
- 笑顔で話しかけてくれる
といったことも珍しくありません。
一方で、
- 日本ほど細かい説明はない
- 「だいたい合っていればOK」な場面も多い
ので、日本の完璧なサービスを前提にすると
少し雑に感じる人もいるかもしれません。
③ 謝罪やクレームは、日本の感覚で出さない
台湾では、
謝る=非を認める
という意味合いが、日本よりも強めです。
日本人は、
- とりあえず謝る
- 場を収めるために謝る
ことに慣れていますが、
台湾ではそれが必ずしも一般的ではありません。
旅行中にトラブルがあった場合も、
- 感情的に謝罪を求める
- 強い口調で責任を追及する
よりも、
- 事実を淡々と伝える
- どうしてほしいかを具体的に言う
ほうが、結果的にスムーズです。
④ 現金文化は残っている(特に夜市)
台湾はキャッシュレス化が進んでいますが、
夜市・屋台・ローカル店では現金が基本 です。
- クレジットカード不可
- 電子マネー非対応
という店も、まだ多くあります。
特に、
- 夜市で食べ歩きしたい
- ローカルな店に行きたい
場合は、
ある程度の現金を用意しておく のが安心です。
なお、高額紙幣よりも
小額紙幣や硬貨があると重宝します。
⑤ 台湾は「親日」だが、日本人扱いに甘えすぎない
台湾は親日的と言われ、
実際に日本人に好意的な人も多いです。
ただし、
- 親日=何をしても許される
- 日本人だから特別扱いされて当然
という考え方は、
現地では通用しません。
台湾の人たちは、
- 礼儀正しい人には優しい
- 横柄な人には距離を取る
という、とてもシンプルな感覚で接してきます。
「外国人として尊重されている」
という立場を忘れないことが大切です。
おわりに|台湾は「日本人にとって優しい海外」
台湾は、
- 治安が良く
- 食事が美味しく
- 人も親切
で、日本人にとって非常に旅行しやすい国です。
ただ、日本と同じ感覚で動くよりも、
- 少し肩の力を抜く
- 完璧を求めない
- 多様性を自然に受け入れる
この意識を持つだけで、
台湾旅行はもっと快適で楽しいものになります。
初めての台湾旅行の方も、
ぜひこの5点を頭の片隅に置いて出発してみてください。

